テイルズイラストサーチ　同人誌・グッズ販売について

同人誌・グッズ販売について

はじめに

当サーチに登録されている方は、イラストを公開しているだけの方が多いようですが、
同人誌や便箋などを作って売っている方も少なからずいらっしゃるようなので、
活動の参考に…。

売買方法について

特定商取引法という法律があります。
ショッピングサイトとかに行くと、特定商取引法に基づく表記があると思います。
それがない場合はアフィリエイトでショッピングサイトを運営しているか、怪しいサイトでしょうか…。

どういった事を表記しなければならないのかは、こちらからどうぞ。

指定商品のリストとしてこちらの49番目に書かれてますね。
本とか売る場合は書かないといけないみたいなので同人誌とかも当てはまりそうです。

経済産業省のサイトを見た感じだと、本名や住所などを記載しないといけないようですが、（私書箱とかもダメみたいです…）参考
同人誌販売やグッズ販売も営利目的とみなされると、
個人でも事業者にあたる場合があるようなので、微妙な所です。参考

ですから、趣味の範囲であっても、直接自分のサイト上で、同人誌やグッズの販売をしない方が無難かと思われます。
手数料とか取られますが、同人誌専門で販売しているショップに委託販売などして直接取引をしない方が色んな意味で安全ですね。

そうは言っても、直接自サイトで販売しているサイトも数多くあり、特定商取引法に基づく表記を掲載している人も多いです。
ですが、そもそも個人情報をネット上や個人間取引で公開するのは危険です。（その危険性は後で述べます。）
雑誌とかに住所や本名を公開して売買するのもリスクを伴います。
なので、見知らぬ相手に個人情報を教えない方が安心です。

買う側にしてみれば、相手の素性が分からないのは不安ではありますが、
実際、個人間取引はトラブルが多いので、買う側の人も手を出さない方がいいと思います。参考

同人ショップで売買するのがお互いに安全かもしれませんが、問題のある店とかもありますし、参考
店の評判を調べてから利用しましょう。（印刷所選ぶ時も）

個人情報の公開について

同人誌の奥付に本名や住所を書くのはやめましょう。
乱丁や落丁があった際、対応するのに必要だからと記載する人もいるようですが、やめておいた方がいいです。
自分の手を離れた物がどう扱われるか分かりません。

管理放棄された掲示板とかに個人情報が掲載されて晒されたりとか、
いきなり怪文書が送られてきたり、いきなり押しかけられたりする事もあるようです。

怪文書事件　参考
同人活動をしている人に対し、何者かから著作権違反だというハガキが送られてきた事件。

これがもし爆発物とか危険なものだったら……。

押しかけ事件　参考
同人活動をしている人の家にいきなり押しかけてきた事件。

住所を知った人がいきなり家にやってきたらしいです。

女性漫画家殺人事件　参考1　参考2
同人活動をしていた女性が何者かに殺害された事件。

さすがに押しかけられて殺されたら、洒落にならないです。
とはいえ犯人が捕まっていない未解決事件なので、この事件については何とも言えませんが…。

押しかけ対策のサイトを見た感じですと、
即売会などのイベントに参加するのも、顔を知られ、尾行される可能性があるようです。
それ以外の様々な事件はこちらをどうぞ。

それに、同人誌を表紙から裏表紙までスキャンしてネット上に無断転載しているサイトが結構あります。
その為、奥付もそのままネット上に掲載され、
同人誌を買った人にだけ個人情報を公開しているつもりが、世界中のさらし者になってしまっているのです。

商業誌ならこういった場合、著作権者が訴えて逮捕…という事例もありますが、

コミック無断転載事件　参考
コミックをスキャンしてネット上で閲覧できる状態にした為、著作権法違反で逮捕された事件。

同人誌は描いた作者が訴えにくい状況もあってか、参考
無法地帯といってもいいくらいに広がっています。（男性向けが圧倒的に多いようですが…。）

また、個人間の直接取引は見知らぬ相手に
取引の際、本名や住所を伝える事になってしまいます。

ネットオークションでも同人誌が売られてますが、（転売も多いです。）
ネットオークションはトラブル多いですし、参考
売買掲示板も危険な気もします。参考
　　
ちなみにドメイン取得する際は本名や住所を公開せずに済む所を選ぶなどの注意が必要ですね。参考
くれぐれも活動の際は個人情報を公開しないようにしましょう。

最後に

イラストを公開からレベルアップして同人誌を作るのはファンとしては自然な流れ？なのかもしれないのですが、
以上の事には気をつけましょう。

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